近年、橋梁の老朽化や損傷劣化に伴う問題が顕著となり、米国では橋梁の崩落事故により多大な被害が発生しましたが、日本国内でも橋梁の維持管理に関する問題意識が高まりつつあります。
当社ではこれまで、橋梁の定期点検、損傷状況を定量的に把握する詳細調査、補修のグレードを決定する診断・評価、工事を実施するための補修・補強設計を行ってきました。
最近は、地方自治体の橋梁や舗装に関する維持管理(マネジメント)の具体的な計画について、産官学共同の委員会に参画し、マネジメント全体に関わる仕事を行っています。 |
| 橋梁の定期点検:国道49号月輪大橋、会津磐梯山付近 |
国土交通省が管理する橋梁は、1回/5年の頻度で近接目視点検により定期的な調査することになっており、当社では中部・関東・東北の各地方整備局の管内で定期点検を実施しています。
写真は、平成19年度に行った点検作業の様子で、橋梁点検車(発注者から貸与)を利用して、橋梁下面に点検員が入り点検要領に従って橋梁の損傷状況の有無と程度を確認しております。 |
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| 橋梁の詳細調査:40年以上経過したPC橋 |
岐阜県が管理する橋梁は、1回/5年の頻度で遠望目視点により定期的な調査することになっており、当社では県内11事務所で平成13年度から定期点検を実施しています。
写真は、定期点検で損傷が発見された橋梁について、平成18年度に実施した詳細調査の様子で、PC橋梁の鋼材のグラウト充填性や鋼材の腐食状況把握、診断・評価、補修設計を行っています。
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| PC橋の劣化予測 |
岐阜県では、定期点検の結果をもとに計画的な橋梁の維持管理を実施していますが、図はPC橋梁の劣化を予測するために、経験則から求めた劣化予測式です。
PC上部工では、橋梁を劣化進行が早い部材(C群)と比較的遅い部材(B群)、ほとんど劣化しない部材(A群)の3つに分け、劣化予測式を検討することが妥当であると考えています。
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